IWC ポルトギーゼ ベルト交換事例|オーダー製作まとめ
当店では、IWCのポルトギーゼシリーズを中心に、腕時計ベルト交換用オーダーを多数承っています。ポルトギーゼ クロノグラフ、ポートフィノ オートマティック、ビッグパイロットなど、主要モデルの交換事例をまとめています。既製品では合わないサイズやカラー、素材をオーダー製作しており、純正バックル対応や特殊ラグ形状にも対応可能です。
革ベルトやラバーベルトなど、素材・カラー別に製作したオーダー内容を詳しく掲載しており、どのような希望でオーダーされたのか、どのように製作したのかも分かるため、IWCポルトギーゼのベルト交換を検討されている方の参考になります。
IWC ポートフィノ オートマティック ベルト交換事例


IWC ポートフィノ オートマティックのベルト交換では、素材はクロコダイルのまま、カラーをオリジナル黒から明るめのコニャックカラーに変更しました。文字盤が白でシンプルなため、茶系の明るいカラーでも上品にマッチ。お客様にはカラーサンプルを基に選んでいただきました。
ステッチも表革に合わせて同色に統一。裏革はやまぶき色を採用し、着脱時や手首を動かした際にさりげないアクセントとして楽しめます。剣先はオリジナルに合わせて台形形状に設定。既製品ではできないカスタム感と上品さを両立させたオーダーメイド仕様です。
製作内容:
表側:クロコダイル マット コニャック
裏側:牛革 やまぶき色
ステッチ:コニャック
オプション:台形剣先調整
IWC ポルトギーゼ クロノグラフ ベルト交換事例


IWC ポルトギーゼ クロノグラフのベルト交換オーダーでは、オリジナルDバックルをそのまま使用するご希望がありました。ポルトギーゼ専用のDバックルは、剣先側がやや長め、尾錠側が短めの設計のため、ベルトの長さや厚みを調整して対応しています。
文字盤は白、針とインデックスがブルーのため、表革にはネイビーのクロコダイルレザーマットを採用。ステッチはケースのシルバーカラーと馴染む薄いグレーを使用し、主張しすぎず、ベルト全体のトーンを落ち着かせながらも、角度によってさりげなくシルバーテイストに光る上質で洗練された配色となっています。
オリジナルDバックルに対応した仕様で、剣先や尾錠のフィット感も自然で美しく、手首に装着した際の高級感と安定感を両立。既製品では得られないオーダーメイドならではの特別感を体感いただける一本です。
製作内容:
表側:クロコダイル マット ネイビー
裏側:牛革 ブラック
ステッチ:薄グレー
オプション:オリジナルDバックル対応
IWC ビッグパイロットウォッチ ベルト交換事例


IWC ビッグパイロットウォッチ用のベルト交換では、表側にビスが2点現れる特殊なデザインや独特のステッチを忠実に再現するオーダーでした。ベルト全体のデザインを崩さず、オリジナルのディテールを損なわないように製作しています。
表革には栃木レザーのヌメ革を使用し、カラーはこげ茶。ステッチは白を選択し、表革と裏革のコントラストで手元に高級感とアクセントを演出。裏側はブラックの牛革を使用して、耐久性と装着感を両立しています。
さらに、IWCビッグパイロットウォッチ専用の純正Dバックル仕様に対応しており、バックルとベルトのフィット感は抜群。既製品では手に入らない、オーダーメイドならではの一体感と存在感を手元に添えた特別な一本です。
製作内容:
表側:栃木レザー ヌメ革 こげ茶
裏側:牛革 ブラック
ステッチ:白
オプション:純正Dバックル対応、ビス付き特殊デザイン再現

事例
IWC ポルトギーゼ クロノグラフのベルト交換では、純正の黒ベルトからクロコダイル マットこげ茶で製作いただきました。ポルトギーゼの純正バックルは、剣側が長く尾側が短い独特の設計になっているため、既製品ベルトではバックル位置がズレてしまい、装着感に違和感が生じる場合があります。
今回はお客様の要望を基に、ポルトギーゼ純正ベルトの比率に合わせて製作。カラーは落ち着いたこげ茶のクロコダイルマットを選定し、文字盤・ケースと自然に馴染む上品な仕上がりとなっています。ステッチは表革と同系色で統一し、見た目の一体感も確保しました。
純正バックルに対応したオーダーメイド仕様で、装着時のフィット感・操作感ともに快適。既製品では得られない、高級感と精密な調整が活きた一本に仕上がっています。
製作内容:
表側:クロコダイル マット こげ茶
裏側:牛革 ブラック
ステッチ:こげ茶
オプション:純正Dバックル対応、長さ比率調整
実際のベルト交換作業は行っておりませんので、交換はお客様ご自身、または時計店でお願いいたします。
交換方法や手順の詳細は交換方法ページをご覧ください。
オーダーベルトの決め方・考え方
「どの時計ベルトが一番合いますか?」というご相談をよくいただきます。
その答えはとてもシンプルで、あなたが“これがいい”と思えるベルトが、一番あなたに合うベルトです。
時計ベルトは、毎日あなたが一番長く身につけるもの。
だからこそ、色味・素材・付け心地など、自分が心地よいと感じることが何より大切です。
人の目や流行よりも、「自分がいいな」と思える感覚を大切にしてくださいね。
もし迷ったら、時計の写真やご希望を送ってください。
担当スタッフがあなたの意見をもとに、ぴったりの一本をご提案いたします。
LINEでも気軽に相談できます。
あなたの時計が、もっと好きになる一本を一緒に作っていきましょう。
オーダー前に知っておきたいこと
素材・カラー選びのポイント
素材選び
時計ベルトは、素材によって印象が大きく変わります。
- クロコダイル: 高級感が増し、時計全体の存在感を引き立てます。
- リザード: クラシカルで上品な雰囲気。小さなウロコ模様が繊細です。
- 牛革(カーフ): カジュアルで柔らかい印象。日常使いにもぴったりです。
- ヌメ革: 自然な風合いを楽しめる素材で、使うほどに味が出ます。
どんな風に時計を見せたいかで、選ぶ素材は変わります。
高級ブランドの雰囲気をそのまま活かしたいなら クロコダイル、
もう少し軽やかに使いたいなら 牛革やヌメ革 もおすすめです。
ベーシックな時計でも、クロコダイルを合わせるだけでぐっと高級感が増します。
ステッチカラー
ステッチは、文字盤やケースの色を参考に選ぶと全体のバランスが整います。
文字盤にあるロゴや針の色と合わせると、統一感のある印象になります。
- ケースが金色なら → 茶系やベージュ系が好相性です。
- ケースが銀色なら → グレー系(シルバー色に見えます)がまとまりやすいです。
- 表と同色ステッチ → 落ち着いた雰囲気。
- 色を変えるステッチ → ややカジュアル感が出ます。
よくあるご質問
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「この時計に合うベルトを作りたい」「この色できますか?」など、
気になることをひとこと送ってください。そこからお話を始めましょう。
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東京・恵比寿のアトリエで、実物サンプルを見ながらご相談いただけます。

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